
2014年2月22日に日本国内で発売された「PlayStation 4(PS4)」は、
高性能CPUとGPUを搭載し、フルHD・HDR対応の圧倒的な映像表現を実現した次世代ハードです。
オンラインプレイやダウンロード販売が一般化し、
“ディスクを入れずに遊ぶ”デジタル時代のゲームライフを切り開きました。
さらに、YouTube配信やシェア機能など、プレイ体験を共有する文化も定着。
国内では累計1,000万台以上を販売し、
『モンスターハンター』『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』などの
大作シリーズがHD・オンライン対応で大きく進化しました。
この記事では、日本国内で特に売れたPS4ソフトTOP10を、
売上データとともに詳しく紹介します。
PS4が築いた「現代の名作黄金期」を一緒に振り返りましょう。
1位:モンスターハンター:ワールド(約210万本/2018年/カプコン)
シリーズ初の本格的オープンフィールド化を実現。
全世界で2,000万本以上を売り上げた大ヒット作の国内版でもトップに君臨。
美麗なグラフィックと快適な狩猟システムで、
“モンハン新時代”を切り開いた歴史的タイトルです。
2位:ファイナルファンタジーVII リメイク(約100万本/2020年/スクウェア・エニックス)
原作の世界観を完全リメイクした壮大な再構築プロジェクト。
リアルタイムアクションと原作愛に満ちた演出が高く評価され、
懐かしさと新しさを兼ね備えた令和世代のFF代表作となりました。
3位:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて(約95万本/2017年/スクウェア・エニックス)
「原点回帰」を掲げて開発されたシリーズ最新作。
PS4では圧倒的な美麗グラフィックと大ボリュームの冒険が展開。
“ドラクエらしさ”を守りつつ、HD機ならではの臨場感でファンを魅了しました。
4位:龍が如く7 光と闇の行方(約45万本/2020年/セガ)
シリーズの大転換作として、バトルをコマンドRPG化。
新主人公・春日一番の人間味あるストーリーが好評で、
“ドラマ性”重視の作風で幅広い層に支持されました。
5位:グランツーリスモSPORT(約44万本/2017年/ソニー)
オンライン競技に特化したグランツーリスモ新章。
リアルな挙動と公式レースイベントにより、
eスポーツ黎明期の象徴的タイトルとして注目されました。
6位:龍が如く6 命の詩。(約42万本/2016年/セガ)
桐生一馬の物語が完結する、シリーズの集大成。
新エンジンによる美しい街並みや、
家族愛をテーマにした重厚なストーリーが高く評価されました。
7位:Marvel’s Spider-Man(約41万本/2018年/ソニー)
アメコミの名作をオープンワールド化。
スパイダーマンのスイング操作の爽快感と映画並みの演出が話題に。
PS4を代表するヒーローゲームとして世界的に高評価を得ました。
8位:Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)(約39万本/2020年/ソニー)
日本の鎌倉時代を舞台にしたサムライオープンワールド。
海外スタジオ制作ながら圧倒的な時代考証と美しい風景表現で、
国内外から絶賛を浴びたアクション大作です。
9位:ファイナルファンタジーXV(約38万本/2016年/スクウェア・エニックス)
長期開発の末に完成した大作RPG。
広大なオープンワールドと仲間との絆をテーマにした旅が描かれ、
PS4世代を象徴する一本となりました。
10位:Horizon Zero Dawn(約35万本/2017年/ソニー)
文明崩壊後の世界を舞台にしたオープンワールドRPG。
機械獣を狩る独特のバトルと雄大な自然描写が人気を博し、
新規IPながら世界的ヒットを記録しました。
PS4ソフト国内売上ランキングTOP10
| 順位 | タイトル | 売上本数(万本) | 発売年 | ジャンル | 発売元 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | モンスターハンター:ワールド | 約210万本 | 2018年 | アクション | カプコン |
| 2位 | ファイナルファンタジーVII リメイク | 約100万本 | 2020年 | RPG | スクウェア・エニックス |
| 3位 | ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて | 約95万本 | 2017年 | RPG | スクウェア・エニックス |
| 4位 | 龍が如く7 光と闇の行方 | 約45万本 | 2020年 | RPG | セガ |
| 5位 | グランツーリスモSPORT | 約44万本 | 2017年 | レース | ソニー |
| 6位 | 龍が如く6 命の詩。 | 約42万本 | 2016年 | アクションADV | セガ |
| 7位 | スパイダーマン(Marvel’s Spider-Man) | 約41万本 | 2018年 | アクション | ソニー |
| 8位 | Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ) | 約39万本 | 2020年 | アクションADV | ソニー |
| 9位 | ファイナルファンタジーXV | 約38万本 | 2016年 | RPG | スクウェア・エニックス |
| 10位 | Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ・ドーン) | 約35万本 | 2017年 | アクションRPG | ソニー |
まとめ
PS4時代は、まさ“オープンワールドと映画的演出の黄金期”でした。
技術革新により、広大なマップを自由に探索できる体験が一般化し、
『モンハンワールド』『ドラクエXI』『ゴースト・オブ・ツシマ』などが
新しい遊び方を提案しました。
また、配信文化やSNS共有機能の普及により、
ゲームの楽しみ方が「プレイする」から「共有する」へと変化。
PS4は、単なる据え置き機ではなく、“体験をつなぐプラットフォーム”へと進化しました。
特に国内市場では、
・安定したシリーズファン層(FF・ドラクエ・龍が如く)
・新規IPの台頭(Horizon・Ghost of Tsushima)
・グラフィックと演出の両立
が顕著に見られ、幅広い層に支持された世代です。
いま遊んでもその完成度は驚くほど高く、
PS4は「現代の名作アーカイブ」と呼ぶにふさわしいハードといえるでしょう。
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PS4の名作を最高の環境で遊ぶなら、
今でもPlayStation 4本体を入手しておく価値は十分にあります。
中古市場では状態の良いSlimモデル・Proモデルが豊富に出回っており、
4Kテレビ対応やSSD換装で快適にプレイ可能。
さらに、PS5でもPS4ソフトの多くが互換対応しているため、
“現役で使えるレトロ機”としても注目されています。







