
GBA(ゲームボーイアドバンス)は、アクションの快感とRPGの奥深さを融合した作品が多く登場した時代です。
シンプルな操作性の中に成長・装備・物語を組み込み、遊び応えのある傑作が数多く生まれました。
本記事では、「戦闘の爽快感」「成長要素の深さ」「物語の完成度」を基準に、
GBAのアクションRPG名作をランキング形式で紹介します。
第1位:ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし
任天堂が誇るアクションRPGの金字塔。
「帽子をかぶることで小さくなる」というギミックを中心に、謎解きと戦闘がシームレスに展開します。
グラフィックの美しさ、フィールドの立体感、そして温かみのあるストーリー。
携帯機ながら据え置き並みの完成度を誇り、GBA最高峰のアクションRPGとして多くのファンに愛されています。
第2位:聖剣伝説 レジェンドオブマナ(新約 聖剣伝説)
初代『聖剣伝説』を再構築したリメイク版。
美しいドットアニメーションと幻想的な音楽が融合し、戦闘は軽快なリアルタイムアクション形式。
武器や魔法のカスタマイズ性も高く、育成と戦闘のバランスが絶妙です。
ストーリーはプレイヤーの選択で変化し、周回プレイにも対応。
GBA時代を代表する“美しく儚いファンタジーRPG”といえます。
第3位:ロックマンエグゼ3
ネットワークとバトルが融合した、唯一無二のアクションRPG。
グリッド状のフィールド上で、リアルタイムにチップを駆使して戦う戦略的アクションが魅力です。
シリーズ中でも完成度が特に高く、通信要素やカスタマイズシステムも進化。
物語も熱く、GBAの象徴的タイトルのひとつとして今なお根強い人気を誇ります。
第4位:キングダムハーツ チェインオブメモリーズ
ディズニー×スクウェアの異色コラボRPG。
カードを使ったリアルタイム戦闘が特徴で、アクションとデッキ構築の両要素を楽しめます。
GBAでこのスケールを実現した技術力は驚異的で、
2Dながらコンソール級の演出とストーリー体験ができる名作です。
第5位:サモンナイト クラフトソード物語2
武器職人として成長しながら戦う、異色のアクションRPG。
クラフト要素により新しい武器を作り出し、それを実戦で活用していく流れが非常に中毒的。
戦闘は横スクロール形式でテンポが良く、アニメ調のキャラ演出も秀逸。
職人×冒険RPGというテーマ性がGBAらしさを際立たせた傑作です。
第6位:シャイニング・ソウルII
セガの人気シリーズ「シャイニング」初のアクションRPG。
ハクスラ要素を導入しており、キャラビルドやアイテム収集が楽しい構成。
マルチプレイ対応で、仲間と協力しながらダンジョンを攻略できるのも魅力。
GBA版ディアブロ的なやり込みアクションRPGとしてコアな支持を得ています。
第7位:スーパーロボット大戦R
戦略シミュレーション要素を持ちながら、
戦闘アニメーションの爽快さと育成要素で“アクションRPG的な快感”を味わえる人気作。
ガンダム・マジンガー・ゲッターなど往年のロボットが多数登場し、
カットイン演出や戦闘テンポの良さが携帯機とは思えないクオリティ。
第8位:メダロット弐CORE
パーツを組み合わせて自分だけのロボを作り、コマンド+アクションで戦う作品。
部位ごとに異なる特性を持ち、戦略性とカスタマイズ性の両立が魅力です。
メダロットの魅力である「自由な戦闘スタイル」をGBAで進化させた意欲作で、
通信対戦との相性も抜群でした。
第9位:黄金の太陽 失われし時代
純RPGの印象が強いシリーズながら、
謎解き・探索・戦闘テンポの良さなどアクション要素も豊富。
前作のデータを引き継いで壮大な物語が完結するシステムは圧巻です。
エフェクト演出やジン召喚の迫力はGBA最高峰。
“RPGの顔をしたアクション”という表現がふさわしい名作です。
第10位:ブレス オブ ファイアII(アドバンス版)
スーパーファミコンの人気RPGをGBA向けに最適化した移植版。
リアルタイム要素こそ控えめながら、
コンボバトルのテンポやダンジョンギミックがアクション性を高めています。
新シナリオ追加とバランス調整により、
携帯機での快適なプレイ体験を実現した完成度の高いリメイクです。
GBAアクションRPG名作ランキングTOP10 一覧表
| 順位 | タイトル | 発売日 | メーカー | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし | 2004年11月4日 | 任天堂 | 小人化ギミックと謎解きが融合した傑作。 |
| 2 | 新約 聖剣伝説 | 2003年8月29日 | スクウェア・エニックス | 美しいグラフィックと軽快な戦闘が魅力。 |
| 3 | ロックマンエグゼ3 | 2002年12月6日 | カプコン | チップ戦略とリアルタイムアクションの融合。 |
| 4 | キングダムハーツ チェインオブメモリーズ | 2004年11月11日 | スクウェア・エニックス | カードバトル+アクションの独自システム。 |
| 5 | サモンナイト クラフトソード物語2 | 2004年8月20日 | バンプレスト | 武器製作とアクション戦闘が融合。 |
| 6 | シャイニング・ソウルII | 2003年4月24日 | セガ | ハクスラ要素のある協力型アクションRPG。 |
| 7 | スーパーロボット大戦R | 2002年8月2日 | バンプレスト | 爽快な戦闘アニメが魅力のシミュRPG。 |
| 8 | メダロット弐CORE | 2003年7月18日 | イマジニア | カスタマイズ性と戦略性が高いロボRPG。 |
| 9 | 黄金の太陽 失われし時代 | 2002年6月28日 | 任天堂/キャメロット | 謎解き・召喚演出が魅力の王道RPG。 |
| 10 | ブレス オブ ファイアII(アドバンス版) | 2002年12月13日 | カプコン | 快適化されたテンポで遊びやすいリメイク。 |
まとめ
GBA時代のアクションRPGは、「限られた操作でどこまで深く遊べるか」に挑戦した作品が多く、
据え置きにも劣らない完成度を誇るタイトルが数多く存在しました。
「ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし」や「ロックマンエグゼ3」は、
今でも新規プレイヤーにおすすめできる完成度を持ち、
「聖剣伝説」「クラフトソード物語」などは、独自の世界観でファンを惹きつけ続けています。
現在ではSwitch Onlineなどで復刻される作品も増えており、
GBAのアクションRPG黄金期を、再び現代で楽しむチャンスが訪れています。
携帯機ながら壮大な冒険を体験できる、これらの名作をぜひ再プレイしてみてください。







